コントユニット青点滅の日誌

青点滅の主催、ワカバヤシが書くブログです

青点滅の集会日だったので「忘年会」ということにしよう

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青点滅の集まりがありました。

いつもお世話になってます。長野市アゲインの向かい側にある「たぬき」さんです。

店員さん方が非常に心地よい接客をしてくださるのですごく好きです。応援してます。たぬき。これを見てくれてる方がいれば、ぜひ一度足を運んでみてください。

さて。青点滅の集まりって言っても、ただの飲み会なんです。でも、結構みんな日頃から思ってることをぶっちゃけりするので、開催してみると「必要な機会だな」と認識してます。

あと、メンバー内。みんながみんなと仲良くなっていくのが目に見えてわかるので、それもとっても心地良い。「ワカバヤシさんって無愛想ですよね」「ワカバヤシさんが何か言ってるから聞いてあげよう」「ワカバヤシさん、M-1の漫才全部やってよ」といった発言も当たり前のごとく飛び出すので、僕に対する評価が下がっていくのも、心地よいです。

2019年が終わります。年が明けたら、稽古が本格化します。

変わったマネキン見つけたら防護服の販売会社だった

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変わったマネキンを見つけました。

 

場所は東京台東区の蔵前。安全ベストなんて、ディスプレイされるものなんだ。メーカーのビルなのかなと思って、不思議がっていたのですが、気になったので調べることに。

 

アゼアス株式会社

 

防護服の販売会社でした。アゼアス株式会社。アメリカのデュポンという会社が作った化学防護服をメインに販売する会社で、一部、自社製品も扱っているみたい。

 

防護服の販売会社のことなんて普段考えることがなかったのですが、今年は豚コレラ問題などで、アゼアスも増益しているようです。

 

この会社がある蔵前は、日本橋の近く。古くから卸業が盛んな地域です。このアゼアスも、畳資材の販売会社と、裏地素材を扱う会社が合併してできたようです。

 

繊維に強いこの会社。昨今の需要にあわせて、防護服を扱っているんですね。へー。

 

下北沢で山口ちはるプロデュース コント×演劇『混沌と』を観てきた

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下北沢の小劇場B1で、山口ちはるプロデュース コント×演劇『混沌と』を観てきました。

 

http://yamaguchiproduce.wixsite.com/mysite/blank-24

 

元カナリアの安達さんが作・演出を手掛けている公演で、オムニバスコントと家族劇が重なりあって連鎖していました。

 

小屋がL字型のようになっていて、舞台を斜めに使っていたのが印象的でした。客席からは常に斜め45度から舞台を見ている感覚。

 

途中にあったコンテンポラリーダンスと照明がとてもキレイでつい見とれました。コントなのに。

 

割と直接的な下ネタもあったりして、僕が考える『面白い!』の感覚とは少し違うなぁって思う部分もありましたが、小屋の持つ味わいとコント、軸になってる演劇が融合したエンタメ120分が心地よかったです。

 

渋谷センター街にある『SHIBUYA FREE COFFEE』でサンタさんからコーヒー貰いました

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渋谷のセンター街にある『SHIBUYA FREE COFFEE』に行ってきました。

 

人通りも多い中、ほとんどの人が素通りしてますが、ここでは無料コーヒーを一杯、飲むことができます。

 

無料のコーヒーですが、美味しかった。

 

渋谷の「無料コーヒー」がメチャクチャ美味しいらしい! | 西野亮廣ブログ Powered by Ameba

 

仕掛人は、キングコングの西野さん。無料でコーヒーが飲めるからくりは、どこかの誰かがコーヒー代を支払ってくれているからで、西野さんの会社では『50杯のコーヒーを提供できる権利』を1万円で販売しています。

 

たまたま僕が行ったのがクリスマスイブだったので、看板には『サンタクロース』の名前が書かれていましたが、これは例外的なもので、本来だとここにコーヒー代を支払った人の名前が書かれます。

 

コーヒーを飲んだ人は、提供者のSNSでお礼を言う。コミュニケーションが生まれるという仕組みです。

 

なんで誰か知らん人のために1万円も払わないといけないんだ?と思いそうですが、実際問題これが循環しているらしいので不思議です。

 

この不思議な状態にポカンとするんじゃなくて、『人に飲み物を振る舞いたい人たち』が世の中にいるということを分析しないといけないのかもしれません。

 

というか、もはやこれって、飲み物を支払っているというよりも、コミュニケーション代として1万円払っていることになります。

 

今週は、東京でフラフラとしてるんですが、色んな刺激があって楽しいです。

 

 

焼けた肉がテーブルにひたすらやってくる『シェラスコレストランALEGRIA』の存在を今さら知った

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知人に連れられ、シェラスコレストラン ALEGRIAってところに行きました。新宿三丁目。

 

よくわからずに行ったんですが、店の厨房では20種類の肉をひたすら焼いていて、出来上がったら、肉を持ったシェフが客席をめぐります。客はほしかったら肉を受けとる。

 

そもそもシェラスコっていうのが、ブラジルの肉料理で、大串に牛や羊などの肉を刺して味付け。焼けた部分を切り落として食べたのが発祥なんだそうです(知らんかった)。

 

(基本的に)オーダーするのは飲み物だけ。定期的にやってくる肉をただ待つというシステムでした。肉はひたすら巡ってくるのですぐお腹いっぱいになります。

 

シュラスコレストランALEGRIA shinjuku3rd - 新宿三丁目/ブラジル料理 [食べログ]

 

この店。2017年に新宿に1号店がオープンしてるんですね。初期費用の一部はクラウドファンディングで調達していて、いまや店舗も拡大。プレミアム会員権などの特典をリターンに、いまも幾つものクラウドファンディングプロジェクトが動いています。

 

【働き方成功ストーリー】飲食店立ち上げのプロが手がけるシュラスコ専門店! 早期投資回収の秘密とは(本部ストーリー) | フランチャイズWEBリポート

 

しかも、この記事によると、初期投資の回収は早々に終えているというからスゴイ!

 

長野でのんびり暮らしていると、こういった情報もなかなか入ってきません。(アンテナ張って情報を奪取しなきゃいけない)

 

ネットがあるからいくらでも情報がとれる世の中ではあるけど、やはり都会、トーキョーには新しいものがたくさんあるなぁと実感します。とにかく色んな試行錯誤が繰り返されて、プロジェクトが溢れてる印象です。

 

 

川口菊池の二人芝居『宇宙からの婚約者』を見てきた

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東京新宿区のイズモギャラリーで、川口菊地の二人芝居『宇宙からの婚約者』を観てきました。

 

川口菊池の二人芝居

 

イズモギャラリーは小さな小屋で、設営された客席はおよそ30人ほど。舞台がすごく近かったです。小さなギャラリーだからこそ、舞台セットがリアリティたっぷりに作り込まれていました。ほんとのアパートみたいだった。

 

60分という公演時間がとても見やすく、かつ展開がわかりやすく変わっていくのも心地よかったです。

 

設定が飛んだストーリーなのに、無理矢理な展開はなく、1ヶ所、菊池さんのセリフに違和感を覚えさせられたのちに、ストーリーが直角に曲がってく感じが良かったです。

 

小さな劇場での二人芝居とあって、見る席によって舞台の見え方がぜんぜん違います。僕の席からは男性側の表情が見やすかったので、自然とそっちに感情移入しました。

 

短いコントばかりじゃなく、45分から60分くらいの脚本、書いてみたいなと思いました。

 

 

M-1グランプリ2019敗者復活戦の天竺鼠さんがサイコーでした

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M-1グランプリ2019の優勝はミルクボーイでした。

噂では3回戦で爆発していたというのを知っていたので、ずっとミルクボーイが気になっておりました。Youtubeにもネタがいくつも上がっていたのを見て、「オカンが思い出されへんものに対し、肯定と否定を繰り返すシステム」を作っていたのを知りました。いろんなパターンの漫才がYoutubeに上がっていたので、相当練って、一番良いやつをぶつけたんだろうなって思えました。優勝おめでとうございます。

ミルクボーイは、僕が少しだけお笑いやっていたときとほとんど同時期に結成したコンビで、ライブで2回くらい一緒になったような記憶があります。ですが、それ以来、あまり名前を聞かなくなっていたので、今回の優勝はちょっと感動してしまいました。


さて。


同日の昼に放送されいていた敗者復活戦。WEB投票を制して決勝に進んだのは和牛さんでしたが、天竺鼠さんの鬼気迫る漫才が決勝で見られなかったのが心残りです。

漫才の冒頭。登場した川原さんがを隣に置いて「場所とっといたで。知らんツッコミのやつが来たら困るからな」というツカミには、声出して笑いました。

ネタもネタになってないんだけど、それが天竺鼠さんワールド全開。それでも、4分間にきっちり凝縮させている感じが、この大会に懸けているという鬼気のようなものを感じました。(今までの天竺鼠さんって、時間を勿体なく配分させていて、それでもいいという感じがしていたんですけど、今回の敗者復活は違ったと思います)

「天竺鼠ですと言いたいところ、ぐっとこらえろ」

「よく考えると、(客席をさして)ここにいる全員の胃袋の中に、いろんな食べ物があると思うと気持ち悪いですよね」

「今日は僕は魚の目ん玉1つしか食べてないから」

「想像してください。いま僕の胃袋の中には魚の目ん玉1つだけが入ってます。だから、いま魚の目ん玉1つだけのエネルギーでこいつはいま喋っているんだと、思っていただいたら助かります」

「これが本当の助かり目ん玉」

「目ん玉助かりか、逆や。逆やからピンと来なかったんか」

序盤からこんな感じの漫才です。漫才というか、ほぼ会話にはなってないし、言ってることも支離滅裂。その変わらない天竺鼠さんの熱意に、スピリットを感じました。

僕は敗者復活組の中で一番面白いと思ったのですが、投票となると、やはりファン数の少なさがきつかったようです。ミルクボーイさんやかまいたちさんのしゃべくり漫才が大好きですが、僕は天竺鼠さんを決勝で見てみたかった。