コントユニット青点滅の日誌

青点滅の主催、ワカバヤシが書くブログです

持続可能な制作ワンオペ状態

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単独公演をやるとかなり疲弊します。出てるメンバーも結構大変だと思うけど、主催も主催でかなり疲弊します。

 

主催のワカバヤシは、総尺100分の公演において、脚本、演出、制作をほぼ一人で担っています。

 

脚本は事前に仕上げるので(練習しながらドンドン変わっていくけど)まだいいのですが、制作を一人でやってるとかなり疲弊するということがわかりました。

 

もちろん部分的にメンバーにお願いしていることも多々あるけれど、稽古場利用の手続き、小道具や大道具の確保と管理、本番の舞台の手配、お客さんの予約管理、金銭管理、技術発注とその管理、告知物の制作とその管理。キャパ200人の会場を2ステージ回そうとしていたので、そのボリューム感を考慮すると一人で抱えるにはなかなか大変でした。

 

さらに、今回においては、公演を中止にしたので、その中止対応もワカバヤシがおおむね一人で担っていて、かなり疲弊しました。

 

……と。

 

わざわざ『おれ、疲れんだよー。疲れてるんだよー』と嘆きたいわけではなく(言ってるようなものだけど)。一時的に疲弊はするけど、ワカバヤシの能力的にはやれなくない。わりと、一個の仕事をじっくり仕上げるより、マルチタスクの方が得意なので、無理な話じゃない。(なんなんだ)

 

言いたいのは、持続性の問題です。これらを持続的に行なっていくのは、かなりリスキーです。たとえば、ワカバヤシが病気になれば、すべてが止まってしまうし、疲弊が度を超えてしまうこともあるでしょうし、なにより、この制作ワンオペ状態だと、年に2回くらいの公演が限界です。

 

何事もそうですが、継続するということはとても大事なことで、そのためにシステムを変革するのは結構大事なことなんじゃないかと思えてきました。

 

ただ、なんと言っても、日中フルタイムで働いてる人たちで構成される『市民演劇』において、制作スタッフを複数人立てるのは結構困難なことも多く。結果として、比較的はたらき方が柔軟(とされる)ワカバヤシが、全部やっちゃった方が早い。というのも事実です。

 

なので、キャパを大きくせず、20人くらいのお客さんの前でこじんまりと、長く続けるのが一番良いんでしょうけど。どうしても、文化を創る!とか、ムーブメントを起こす!とか、そんなふうに息巻いてしまう性格なので困ったものダナァーと、日々、嘆いております。

 

以上、ワカバヤシの愚痴こぼしでした。