次回の青点滅単独公演のタイトルは『百チャンネル』。
いままでの単独公演は『HIRAKINAORI』『BARETERU BARETERU』『勇敢な台無し』と、コントの設定に関わるような抽象表現をタイトルにしてきました。(開き直ってる人って面白いなとか、バレてる状況って面白いなとか、台無しになる状況って面白いなとかそういうの)
しかし、今回の『百チャンネル』は少し意味合いが違って。出演者たちが持っている様々なコミュニティ、顔、人付き合いを「チャンネル」と表現。多くの「チャンネル」を使って、長野市芸術館アクトスペースをいっぱいにしよう!という意味を込めました。
なんせ、アクトスペースは座席数も多く、正直、これまでの実績を考えると1ステージで十分な気もするのですが、敢えて強気に2ステ。客席を一杯にしようと思えば、かなり頑張らないといけません。演劇で集客を頑張るというと、いろんな意味がありますが、青点滅流で言えば「私生活でファンを増やす」「コミュニティをつくる」こと。チラシを配るとか、SNSで告知するとかも大事ですが、私生活で人に好かれることが何より重要だと思っています。
つまり、百個くらいのチャンネルを使って、アクトスペースを埋めようという心意気。
そもそも、僕の理想は青点滅によって色んなコミュニティに人が行き交うようになること。
青点滅に関わる人たちは、それぞれ色んな活動をしています。Aさんの活動にBさんが関わるのはもちろんのこと、Aさんの活動にBさんのファンが関わったりするようになれば、みんなが相互に関わり合うようになって、大きなコミュニティができるんじゃないかと思っています。
青点滅は主催がワカバヤシなので、その中枢はお笑いでありコントになるわけですが、目指すところは、コミュニティの拡充、拡大。
ようやく、ようやく、見えてきました。青点滅の未来像、理想像。